http://news.livedoor.com/article/detail/6878421/
巨額な赤字を抱え、事業売却、追加リストラ、株価下落――。崖っぷちのシャープの看板商品といえば液晶テレビ「AQUOS」。00年から出演してきた吉永小百合のCMもいずれ打ち切られるのは仕方がないとしても、もう見ることはできないのか。
最近では太陽光発電のCMにも起用されるなど長年、まさに“シャープの顔”として商品イメージアップに貢献してきただけに……。
「CM界には2人の別格のタレントがいます。男は高倉健、女は吉永。2人のCM1本の年間ギャラは推定1億円というのが業界の常識です」(広告代理店関係者)
同社の12年3月期の広告宣伝費は226億円。一大事とはいえ、すべてをカットするわけではないだろうし、CMギャラの減額は今の時代は普通に行われる。実際、どうなのか。シャープに聞いてみると――。
「吉永さんに出演いただいているテレビCMは現在、放送していませんが、(契約は)継続しています。今後の話は広告戦略にかかわることなので、詳しくは控えさせていただきますが、なにぶん、厳しい状況ですので……はい」(広報担当者)
“お蔵入り”になったというわけでもないという。本社のあるお膝元ではコツコツと宣伝活動を行っている。
「テレビでの放送はしていませんが、大阪駅構内にある大型のマルチビジョンでのみ、AQUOSと太陽光発電ともにCMの映像を流しています」
健さんは新作「あなたへ」の宣伝に出まくっている。吉永は11月公開の「北のカナリアたち」を控え、そのうち露出が増える。それまで待てない人は大阪出張の折にでも……。
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